gRPCプロキシ
API Gatewayは、gRPCプロキシをサポートしています。また、forbidden_process
のカスタムスクリプトを使用して、REST-APIからgRPCへのプロトコル変換も可能です。
gRPCを有効にするには、次のPythonライブラリをインストールし、起動パラメータを設定する必要があります。
追加インストールする必要があるモジュール
お使いの環境で読み込むプラグイン開発リポジトリのrequirements.txtに以下のライブラリを指定して起動してください。
grpcio==1.19.0, grpcio-tools==1.19.0, protobuf==3.7.0
起動パラメータ
gRPCプロトコル接続をリスニングするポート番号を指定します。デフォルトは50051
です。
--grpc_port=50051
Tip
gRPCを単純にプロキシする方法
gRPCプロキシを有効化する手順は、gRPCルーティングを登録することだけです。
必要なパラメータは、インタフェース名、宛先アドレス、ポート、およびprotobuf定義です。すべてをGUIで設定でき、登録するとすぐにgRPCを受け付けます。
Tip
RESTからgRPCへの変換方法
1. APIルーティングのforbidden_process
で変換処理を定義します。
2. 組み込みクラスのgRPC
クラスを利用してgRPCクライアントを作成します。
3. 組み込み関数のParse
関数を利用して、JSONリクエスト本文をプロトコルバッファオブジェクトに変換します。
4. gRPCメソッドを呼び出します。
5. 組み込み関数のMessageToJson
関数を使用してプロトコルバッファ応答をJSONに変換します。