各種プラグインのコードスタイル
カスタムコードは、Pythonで記述します。基本的には、コーディング規約として、PEP8準拠を推奨しています。
Qmonus SDKのデフォルト環境には、autopep8
モジュールがインストールされています。また組込みオブジェクトとしてPluginFormatter
を提供しています。
組込みオブジェクトPluginFormatter
は、各種プラグインを指定したオプションに従ってPEP8準拠のコードスタイルに変換します。
変換対象となるプラグインは、Scenario
、Daemon
、Job
、Module
、Function
、LambdaFunction
、CollectionHook
、Reflection
、Worker
、Faker
、Testcase
です。
項目
- All
- Scenario
- Daemon
- ATOM
- Module
- Function
- LambdaFunction
- CollectionHook
- Reflection
- Worker
- Faker
- Testcase
All
全てのプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter.runall()
Scenario
全てのScenarioプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().ScenarioFormatter.runall()
特定のScenarioプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().ScenarioFormatter.run(<シナリオ名>)
Daemon
全てのDaemonプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().DaemonFormatter.runall()
特定のDaemonプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().DaemonFormatter.run(<デーモン名>)
ATOM
全てのATOMプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().ClassFormatter.runall()
特定のATOMプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().ClassFormatter.run(<クラス名>)
Module
全てのModuleプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().ModuleFormatter.runall()
特定のModuleプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().ModuleFormatter.run(<モジュール名>)
Function
全てのFunctionプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().FunctionFormatter.runall()
特定のFunctionプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().FunctionFormatter.run(<ファンクション名>)
LambdaFunction
全てのLambdaFunctionプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().LambdaFunctionFormatter.runall()
特定のLambdaFunctionプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().LambdaFunctionFormatter.run(<Lambdaファンクション名>)
CollectionHook
全てのCollectionHookプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().CollectionHookFormatter.runall()
特定のCollectionHookプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().CollectionHookFormatter.runall(<Collectionフック名>)
Reflection
全てのReflectionプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().ReflectionFormatter.runall()
特定のReflectionプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().ReflectionFormatter.run(<Reflection名>)
Worker
全てのWorkerプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().WorkerFormatter.runall()
特定のWorkerプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().WorkerFormatter.run(<Worker名>)
Faker
全てのFakerプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().FakerFormatter.runall()
特定のFakerプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().FakerFormatter.run(<Faker名>)
Testcase
全てのTestcaseプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().TestcaseFormatter.runall()
特定のTestcaseプラグインのコードスタイルを変換する
await PluginFormatter().TestcaseFormatter.run(<Testcase名>)
Tip
各種runall
、run
メソッドには、キーワード引数が指定できます。これらはautopep8.fix_code
の呼び出し時にoptions
に渡されます。
await PluginFormatter.runall(aggressive=2, ignore=["E402"])
上記のようにPEP8のオプションを指定することができます。
v22.2LTS以降のversionでは、カスタム設定ファイルを起動パラメータ(--code_style
)で指定できます。